プレイバック朝明館

送別会の帰途、スマホで録画した「エール」を見ながら
ひとり、しんみりとしていました。
2016012313.jpg

送別会といえば 『朝明館』
朝明館といえば 『惜別の歌』

ワタシの時代は
本郷にあった旅館の 『朝明館』 で4年生の送別会をしていました。
平成8年の送別会が最後と聞きましたが
調べてみると 『朝明館』 の跡にできたマンションが築16年なので
『朝明館』 の歴史とともに、あの送別会も幕を下ろしたようです。

質問です。
いつから送別会で 『惜別の歌』 を歌わなくなったのでしょうか。

(注)YouTubeにリンクします。
(注)クリックするとオフィスにふさわしくない小林旭氏の歌声が流れます。  

昨年10月に作曲者が逝去されたと新聞で知り
追悼の意もあって、大きな声で歌おうと思っていたのに。
201601238.JPG

中央大学のホームページでも紹介されていたようです(クリック)


当時の送別会の詳細をココに記すのは
諸般の事情により致しかねますが

学生時代にあれだけの写真を撮ったワタシが
送別会の写真を一枚も撮っていないのは

胴上げでカメラが壊れるから持参しなかった、だけではなく
(参加しなければ壊れないだろうに、何やってたんだか)

エールの失敗を想定し
坊主になる恐怖と闘っている同期に遠慮した、だけでもなく

いつも偉そうなことバッカリ言ってる 男子がこぞって
『惜別の歌』 を歌いながら人目もはばからず号泣するという
それまでの人生で見たことないシーンをとても尊く感じたからで
写真を撮るのは失礼だと (今でいう「ゲスの極み」)
認識していたような、気がします。


またその送別会後
一度も再会することがなかった先輩や後輩の訃報に接する
機会を経て、送別会というものが心の中で神聖化され・・・

だから2012年の津村先生の葬儀では
201601239.jpg

『惜別の歌』 を号泣しながら全員で歌うのは
『朝明館』 以来だと感動。
2016012310.jpg

津村先生がまたこの機会を与えてくれたと
2016012311.jpg

感謝すらしたものです。
2016012312.jpg


・・・・・こんな昔話は、つまらんという世代も多いでしょう。

そしてこの記事はもちろん、現在の送別会(わけ合いあい!)
を批判するものではないのですが

某後輩に「送別会に参加した」と連絡したら
『毎年わんわん泣いていました』
という返信が来て

やっぱりもう一度 できれば誰かの葬儀以外で 
『惜別の歌』 をみんなで歌いたいと切実に感じたのでした。

当時は、泣き真似派、だったんですけどね。


(編注)
『惜別の歌』の歌詞を全文掲載すると、著作権等の事情により使用料が発生する可能性があり、YouTubeの引用とさせていただきました。中大のホームページも、歌詞の掲載はありますが、転載は禁止されています。なにとぞご了承願いします。

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