中央大学剣友会

中央大学剣友会
 

« 関西OB戦 合同懇親会 | メイン | 関西OB戦 追伸 »

昭和63年の京都国体

そういえば昨年の5月も、この表紙を紹介しましたが

中大が全日本で優勝した記事が載っている23年前の「K道日本」。
でも優勝の記事はモノクロでとても小さくて、何回か、捨てようとしたっけ。
201005182336000.jpg

この号には、京都で初めて開催された国体の少年男子決勝で
熊本が地元京都に圧勝した記事があります。

<引用>
京都は緒戦となった2回戦で秋田と対戦し、先鋒から4連勝して圧勝。これで勢いにのり、観衆および役員たちの力強い応援にも支えられた京都は3回戦で大分、準々決勝では長崎、さらに準決勝では福岡と、九州勢を倒しつづけて決勝に進出してしまったのである。

進出してしまった って書いてあります(注:原文のママ)がっ
この時の京都の中堅が、法政の伊藤先輩(宇治高3年生)。
そして大将が、山下先輩(宇治高2年生)。

納会の場では、熊本に圧勝された決勝戦で、京都で唯一、一本取ったのが
伊藤先輩だったという話題で盛り上がりましたが、その試合の写真も載っていて
hosei_5.jpg

確かに、そう書いてあります↓

<引用>
まず先鋒・高松(熊本)がつづけざまにドウを連取して深坂(京都)を一蹴。次鋒・岩根(熊本)も長野(京都)に構える間を与えず二本勝ち。勝負のかかった中堅戦は、一本一本から山本(熊本)がさかんにメンを攻めてついに伊藤(京都)をとらえ、熊本の優勝が決まった。先鋒戦から中堅戦までの7分20秒足らずを熊本が攻め抜いた試合だった。なお、副将戦、大将戦も熊本は攻撃の手をゆるさず佐村、原川がいずれも二本勝ちし、有終を飾った。

…『熊本の佐村』とは、中大の佐村先輩(H5卒)ですね。

こちらは同じく23年前の「K道時代」より、少年男子2位京都の集合写真。
前列左が法政の伊藤先輩。前列右が山下先輩。
201101172331000.jpg

同じく、優勝直後の熊本。佐村先輩が写っています。
201101172343000.jpg

そんな昔話で盛り上がった後
小樽の田熊先輩(61卒)に電話する伊藤先輩。
田熊先輩には、北海道で大変お世話になったそうです。
hosei_2.JPG

ちなみに成年男子の京都は、3位。
こちらは準々決勝で熊本を破り、その様子がこのように紹介されています。

<引用>
先鋒・高橋が国士大出身の吉里(熊本)に、次鋒・木下は全日本選手権熊本代表の清水にいずれもメンで二本勝ちをおさめる。つづく中堅戦では一木が一本一本からメンに跳びこむと、ベテラン山田もコテを押さえにいく。が、一木のメンに旗が三本上がり、京都が熊本を破って少年男子の雪辱を果たした。

…『先鋒・高橋』とは、京都府警の高橋先生。
『次鋒・木下』とは、同じく京都府警の木下先輩(55卒)。
『全日本選手権熊本代表の清水』とは、清水先輩(55卒)。同期対決でした。

コメント